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私の父は毒親です。〜うさぎの毒父体験記〜

コラム

「父親なんていらない。」

何度そう思ったかわかりません。おかげさまで父と同年齢の男性は大嫌いです。

今回は、2人の毒父を経験したうさぎによる毒父体験記を綴っていきます。

「うちのは毒父なのだろうか?」「よその毒父はどんな感じなのだろうか?」「毒父からどうやって脱出した?」という方の参考になればと思います。

うさぎのゆかいな毒父たち

うさぎには毒父が2人います。

そんな二人の父は…

  1. 存在感のない親
  2. 虐待する親

さて、いったいどんな親だったのでしょうか?

毒父その1 存在感のない親

その1はうさぎの実父です。

葬儀には絶対参列しないし、行政機関から連絡がきてもお断りだ。」と決めています。というか、もう10年近く会っていません。

子どもが起きる前に出勤し、寝てから帰宅する存在感のない父親でした。仕事しているのかと思えばそうでもなかったようです。(飲み歩いていた)

母と離婚が決まり、私たちを引き取った後もそのスタンスは変わらずほぼ不在。

祖母と折り合いが悪く、つらい思いをしていたことも彼は知らないと思います。

当時、母と突然引き離れ戸惑うばかりの私に祖母は「お前たちの母親が悪いのだ。」と言い放ちましたし。

母屋ではなく離れに一人住み、洗濯も自分で行う。整理整頓ができないと怒られ、なぜ忘れ物が多いのだと問い詰められる。

叔母たちも「なぜ、祖母のいうことを効かないのだ。」と祖母の味方。

小学生で自分の思いを持っている私を受け入れられなかったのでしょう。

衣食住は全て祖母に管理させ、全く家にいない父。

ある日、食事に誘われ喜んで行くとそこには見知らぬ女性。この女性と再婚すると抜かしやがるので、私たちは母に引き取られることになりました。(ここまでの間は約1年)

もう意味がわからない。(怒)

ただ、母の元に帰れることが嬉しかったことだけを覚えています。

大人になるまでちょいちょい絡んでくるのですが、お金にも女性にもだらしない面が見えるようになっただけでした。

私はあやつが大嫌いです。

これは余談ですが…

とあるカウンセラーの方に「父親が嫌いだと固執することもファザコンです。」と言われた時の衝撃は忘れられません。

ファザコン=お父さん大好き♡
なイメージでしたが、逆の意味合いもあるようです。

教えてWikipedia先生!

初出は明らかではないがマザーコンプレックスの対義語として成立したと言われる。そのために特に男性側に父親が好きな娘として捉えられがちであるが、近年は父親の愛情不足の成長ごの補償というのが一般的である。

父親と距離を置くような厳格な過程で育った場合、厳しい父親に表面的な愛情表現をされないまま成長してしまったために、その欠落感を埋められるために父性的なものに憧れ、ファザーコンプレックスが形成されるとされる。

毒父その2 虐待する親

2人目は私が小学5年生頃に我が家にやってきました。
母の友達だと外で遊んでいた頃は優しいお兄さん。

が、再婚したらガラッと豹変してしまいした。
ある日「お母さんと結婚したいって言ったらどうする?」と聞かれ、ちょっと意地悪な気持ちが芽生えた私が「えー。どうしよっかな」というと怖い顔で脅すように「何でだ!!」と問い詰められたことを覚えています。

今思えばその時点で相当やばいやつだけど、その当時は母にも言えず…でした。
あれよあれよと再婚し、異父兄弟も2人産まれます。

  • 躾と称してほぼ毎日のように叩かれる(痣だらけ)
  • 謝っても許しもらえず、深夜の正座(もしくは立っている)
  • お風呂やトイレを使用するのに許可がいる
  • ご飯抜けれるのはよくあること

肉体的、精神的に虐待を受けていました。
今でも太ももにはタバコがかすった傷跡が残っています。

他の兄弟を庇って殴られたこともありました。

児童相談所が絡んで逃げること3回めでやっと解放されました。4年間くらい嵐のような生活を送った後の私はボロボロでした。

アラサーになった今でも夢にみるほど嫌な日々でした。

虐待父から逃れたうさぎの高校時代は…

遅刻、欠席、授業中の居眠り、自傷行為が当たり前の低燃費な無気力少女でした。

高校の恩師には「よく卒業できたよ。」と大人になってから、告げられました。
「クレペリン検査の結果、ズタボロだったんだぞー。笑」って。

「クレペリン検査の結果でも分かるものなんだ〜。」と感心した記憶があります。何か形とかあるんでしょうかね?

ちなみに中学の校長先生からもお墨付きだったようで「うさぎをよろしくお願いします。」と入学時頼まれたようです。

「卒業式後に中学に連絡入れたんだぞ。笑」と言っていました。

本当に高校の恩師のおかげで卒業までたどり着けたし、その後の人生に障害を残さず今日に至っています。

感謝しかありません。「先生、ありがとー!!」

2人の毒父の共通点は?

2人に共通する共通点は…

  • 毒親育ちである(一人目:過干渉、二人目:暴力)
  • 自己愛がとても強い
  • 外面はいい

だと思います。

毒父への対処法

毒父を二人経験したうさぎが考える毒父対処法をご紹介したいと思います。

その1 疎遠になる

手取り早いのは疎遠になることだと思います。

うさぎの毒父は…

  • 存在感のない親→こちらから接触しなければ疎遠
  • 虐待する親→法律の力でさよなら

なので身近には存在しません。

 

視界の中に入らないことだけで、精神的なストレスはグッと減るんです。

ただ、建物や風景だけは変えようもないのでいや〜な気持ちになりますけど。

できれば1時間以上離れた場所に引っ越してしまうとそれすらも目に入らずかなり快適です。(うさぎ経験談)

その2  時の流れに身を任す

日々の生活の中でストレスが溜まったり、出来事を彷彿させるようなことがあると夢で見たり、嫌な気持ちになるんですよね。

朝起きたら泣いていたことや自分の悲鳴で飛び起きることだっていまだにあります。

疎遠になっていても、きっかけがあれば引き戻される嫌な感覚は何年経っても変わりません。

ただ、時間が経つと薄れるものはあると思います。

日々の生活に目を向けているとその頻度は少なくなっていくのは実感しています。

その3 自分を知る

「今、生きているのもしんどい。今すぐに消えて無くなりたい。」

どうしてもつらい時は、カウンセリングなどを受けてみましょう。

知人には話しにくいことも、他人の専門職なら守秘義務があるので安心して話すことができます。

  • 自分の知らない自分を知る
  • 人に話すことで心が軽くなる

話していくうちに自分も気づいていないことを知ったり、頭が整理されて生きますよ。

 

「でも、他人に話すのはちょっと…。」という方もいますよね。うさぎも初めはそうでした。

カウンセリングなどのハードルが高い人は自分の心理状態を知るために勉強してみるのもいいと思います。

私がしてみたこと

  • 心理学を習いに行く
  • 読書する
  • 得た知識を実践する

うさぎの本棚にはお気に入りの本が並び、2軍はケースで押入れに入ってます。苦笑

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