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毒親育ちが子育て中。育児における負の連鎖を止めたい

4.出産・子育てを楽しむ

毒親育ちは一生ものです。人生に大きな影響を及ぼすのですが、中でも子育てへの影響力はピカイチです。←全然、嬉しくない

今回は、毒親育ちであるうさぎの経験を踏まえて

  1. うさぎの子育てについて
  2. 子育てにおける負の連鎖とは?
  3. 子育てにおける心理状態
  4. 対処法

の4本立てでお送りします。

「私は親のようにはならない!」「子育て中だけど、苦しくて仕方がない。」「みんなどうやって乗り越えているの?」という方の参考になればと思います。

うさぎの子育てについて

「子どもは自分のようになってほしくない!」

その思いだけで今日までなんとか母親やっています。

  1. 自分のことが好き
  2. 自分を大切にできる
  3. 自分で選択できる

そんなごく当たり前の力をつけてほしいと願っています。

母親になって10年以上経ちますが、いまだに子育てって難しい。

今でこそ折り合いのつけ方も人並みに成長し始めたうさぎですが、母親歴も浅く、子どもが小さい時はこんなことを思っていました。

  • こんな母親でいいのだろうか
  • また、今日も怒って終わってしまった
  • 施設で育つ方が幸せになれるんじゃないか
  • 子どもが成人したら、消えてもいいかな

子どもが無邪気な笑顔で「ママ、大好き。」というたびに「こんなママでごめん。」と心で謝ったものです。

本当に子どもたちや主人、義両親はよく私を成長させてくれたな。と感謝しかありません。

「じゃあ、子どもを産むなよ。」と突っ込まれそうですが…

子どものことは大好きで、普通のお母さんになりたいと心から思っていました。

「何で私がこんなに苦しまないといけないの?」

ぶつけようのない怒りが込み上げていました。

毒親育ちは毒親になるのか?

虐待に負の連鎖と呼ばれるものがあるように毒親にも負の連鎖は発生します。

 

優しくされた経験のある子が他人に優しく接することができますよね?

それの逆バージョンのようなもので、暴力に晒された子は暴力で支配しようとするし、自分を認めてもらえなかった子は自分の子も認めることができません。

親の関わりが適切でないことは理解しているが、パターンとして学んでしまうんですよね。

私みたいになるのではないか?という恐怖

私が子育てで一番怖かったのは、子どもが私みたいになってしまうことでした。

  • 自分の存在が認められない
  • 生きている意味も見出せない
  • 自分を傷つける
  • 感情の変動が大きい
  • 人の評価が怖い

生きていることが本当につらくて、毎日「消えたい」って思う人生を子どもに背をわせるのだけはごめんです。

結果は子どもが成長していく中でしか測れないのですが、今もなお恐怖と隣り合わせ。日々、格闘中です。

この格闘は、子どもが巣立つまでずっと抱えるかもしれません。

子どもは可愛い。でも、嫉妬する

毒親育ちの子どもの場合…

自分の中に傷ついて満たされていない子どもの部分が存在します。

子どもを可愛がろうとすると「私は可愛がってもらえなかった」
抱きしめようとすると「私は抱っこされなかった。」

「私だって愛されたいの!!」と大きな声で泣いています。

これが親として子どもに関わる時、邪魔をしています。

毒親育ちも普通のお母さんになりたいんです

「すごくいいお母さんになりたいわけじゃない。普通のお母さんになりたいんです。」

 

子どもとおしゃべりしたり、子どもを抱きしめたり…よそのお母さんがしていることをしたいだけ。

「なんで私にはできないの??」葛藤する毎日。

 

「普通のお母さんになりたい気持ちでいっぱいなのにどうしてなれないの?」「子どものことは大好きなの!」「なんでこんなにつらいの??」と悲鳴をあげている自分がいませんか?

 

こんな傾向はありませんか?

「普通のお母さんになりたい」と思っているのだけれど、実際は良いお母さんを目指していた。というパターンもあります。

失敗を許されなかった、条件付きの愛だけを与えられた環境で育つことで「完璧じゃないとダメ。」と多くの人が刷り込まれています。

普通のお母さんが美化されていることが自分を苦しめています。

実は普通のお母さんも完璧ではない

自分と比較してよその母親は100点満点でピカピカに見えます。

 

意外とそうでもない。
子どもにイラつく瞬間もあるし、
怒って反省することもある。

正直、ホッとします。世の中のお母さんも困っているのだと。

負の連鎖を断ち切る対処法

対処法とか書いているけど、うさぎ自身も日々葛藤しています。
一つずつ解決していくしかないのです。

「子どもの意思を尊重する」とか書いてあるど、自分が尊重された事ないからやり方もわからない。

子どもは自分の所有物ではないと知る

「自分の産んだ子なのだから、自分のもの」

「言うことを聞くのが当たり前。」

毒親育ちだと聞き馴染みのありそうな言葉ですが、この状態は子どもを自分の所有物化しています。大きな間違いです。

 

子どもは自分から産まれますが、自分のものではありません。

あなたにも自分の気持ちや考えがあるように、子どもにも思いや考えがあります。今日からそう意識していけばいいと思います。

自分が満たされるように行動する

自分の中で満たされなかった子どもが育児の邪魔をします。
「私は誰も助けてくれなかった。」「私も抱きしめて欲しかった・」

だから、まずはこの子を満たすことを考えましょう。
例えば…
旦那さんに頭を撫でてもらう、抱きしめてもらう
「大好きだよ」「いつも頑張ってるよ」と言葉のシャワーをかっけてもらう

自分が子どもにしてあげたいと思うことを自分にしてもらいましょう。
旦那さんじゃなくても、友達でもいいです。
あなたのことをよく知っていて、あなたが大好きな人にしてもらいましょう。

満たされた分だけ、子どもを満たしてあげることができます。

ただ、毒親育ちのバケツには大きな穴が空いているのですぐに抜けてしまいます
こまめな補充が必要です。

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