一つの恋愛が終わる度にボロボロになる自分に嫌気がさす。
「私にまともな恋愛は無理なのかな?」
毒親育ちの恋愛には試練がいっぱいです。残念ながら、一筋縄には行きません。
- 一筋縄に行かないっていうことを知っている
- どうしてそうなるのか理解している
そんなことが大切だと思います。
「だから、どうするか?」って考えてみませんか?
恋愛する時の傾向や壁について綴ってみました。
「やっぱり恋愛したいなぁ。。」と思っている方の参考になればと思います。
欲しいものは普通の幸せ
「自分の好きな人に好かれる幸せ。」
あなたが手に入れたいと願うのはごく普通なこと。
欲しいと思うほどうまくいかないことが多くありませんか?
嫌われたくないが故にYESマンに変身する
「なんでもいいよ。」「あなたのいい方にしよ。」
一見控えめな印象がありますが、これYESマンに変身している証拠です。
変身のきっかけは…
- 決断する経験がない
- 決断の結果、嫌われるのが怖い
という決定することへの経験不足や自信のなさの現れです。
なぜ、YESマンに変身してしまうのでしょう?
自尊心がめちゃくちゃ低い
「自分は愛される価値のある人間である」という意識が全くない。
なので、相手に嫌われないことに必死です。
「条件付きでしか好きになってもらえない」という思い込みがあります。
相手はあなただから好きなのに、信じてあげられないという苦痛がつきまといます。
こんな傾向があります。
- 相手の顔色を伺う
- 相手の言動で一喜一憂する
- 自分より相手が大切
- 喧嘩は世界の終わり
- 別れるなら抹消してくれ
見捨てられ不安が強い
「嫌われたくない。」という思いと同時に「離れていったらどうしよう。」と相手が離れていく恐怖があなたを悩ませます。
こんな傾向があります。
- わざと別れるっていってみる
- ちょっと連絡が取れないだけで最悪な結末を妄想する
- 喧嘩するとこの世の終わりだと思う
- 火のない所に煙を立てようとする(浮気を疑ったりとか)
そんな不安が強いので、「相手に好かれるためだったらなんでもする!」という都合のいい女になってしまうこともあります。
日頃の人間関係が反映される
日頃からの人間関係を恋愛に反映してしまう人もいます。
毒親のもとで常に怯え、へりくだった生活をしているとそれが普通になってしまいます。
その普通を恋愛に反映してしまうと…
対等な恋人ではなく、主従関係のようになってしまいます。
そもそも選ぶ相手を間違えている
そもそも選んだ相手がクソだったというパターンもあります。ダメンズ発見器やダメ女製造器にでもなった気分です。
例えば…
- 手をあげる
- 罵倒する
- 嘘をつく
- 浮気する などなど
そういった部類の人がどんなに「あなたを好きだ」と言っても、相手にしてはいけません。
でも、残念ながら毒親育ちはこれらの相手を引き寄せてしまうことが多いのも事実です。
あなたのYESマンな態度や見捨てられ不安などを見ていて「自分の方が立場が上なのだ。」と勘違いしてしまう輩もいます。
今の旦那にであうまでうさぎはダメンズホイホイだった自信があります!
結果、自分の価値や自尊心をズタボロにしてしまうだけです。
試し行動に相手が耐えられない
「なぜこの人はこんなに優しくしてくれるのだろう?」
「私なんか愛される価値もない人間なのに。」
相手の行動の答えはあなたを好きだからなんですけど。
ずっと迫害されてきた毒親育ちは相手の好意や愛情が理解できません。
どんなに好意を示しても信じられなくて、相手を試すような行動をします。
こんな行動で相手を試し、愛情を確認しようとします。
- 別れをちらつかせる
- ヤキモチを妬かせるような発言をする
- 傷つけてみる
- わざと冷たくする などなど
親密な人間関係が作れない、距離感がわからない
例えば…
- ちょっとでも連絡が取れないと不安になる→そして連絡の嵐
- 交友関係が気になる、制限する
- 相手の行動に過剰なほど干渉する などなど
その逆で踏み出すことが怖くて、相手との間に線を引いてしまう方もいると思います。
どちらも相手との距離感が上手に測れない、もしくはバランスの取り方を知らないことが影響しています。
育っていく過程で自分と相手との適切な距離を取れるように成長していきます。
自然とできるようになるもではないんです。
- 大人をみて学ぶ
- 大人の模倣をする
- 教えてもらう などなど
長い時間をかけて育てていくものです。
その成長のどこかでつまづきがあると、親密な人間関係を作るのに躊躇したり、距離感が分からずに近寄り過ぎたりすることがあります。
毒親育ちの場合
- 手本がいかれてる→間違ったことを学習する
- 間違ったスタイルで接してくる→模倣できない
- 教えてくれない→むしろそれはありがたい
中には、親以外の大人(親族や保育士、先生など)との関わりで育つ部分もあります。
子どもの年齢が低いほど、親が世界の全て。どんなに周囲の大人がいい手本を示しても、伝えきれないのも事実です。
人との関わりや基本的信頼感を獲得していく時期に不適切な関わりをされることが大人になって恋愛をする時にも足枷になるのです。
幸せになる兆しを自分で壊す
不幸なこと、ネガティブなことが当たり前だったので、幸せな自分を受け入れることができずに壊そうとします。(うさぎはこの傾向が顕著です)
- 幸せな自分が怖い
- 不幸なことが待っているのではないか?
「そんなことはありません。」と断言しておきましょう。
「そんなわけないじゃん!幸せになりたいし!」と思うのですが、無意識では違います。
そして壊してしまうと「ほら、やっぱり幸せになれないでしょ!」と幸せになれないことに自信をつけてしまいます。
百歩譲ってあなたが自分の幸せを壊すのは、自分だけの問題なので自由にすればいいのです。例えしんどい毎日が続いても。
ただ、恋愛における幸せはあなただけのものではないですよね?
あなたが幸せを感じている=相手も幸せを感じている
「あなたの幸せを壊す権利はあっても、相手の幸せを壊す権利はない。」とお伝えしておきますね。
全部クリアしても親がぶち壊す
相手の理解も得られ、自分も満たされることで穏やかな日々を過ごしている。
そんな時に立ちはだかる大きな壁、毒親。
ちなみに紹介しないのが一番です。家に連れて行かない。
必要なのは結婚挨拶くらいでしょうか。
- あんなやつふさわしくない
- 私を置いていくつもりか
- 親より恋人をとるのか
訳の分からないことをふっかけてきます。
「でも、親が反対する。「悲しんでいる。」と躊躇してしまう方にお伝えしたいのは…
あなたが困っても親は何もしてくれない
それでも親に従いますか?
立ちはだかる壁への対処法はあるのか?
自分の人生を取り戻すことだと思います。
残念ながら、即効性のある対処法はないですよね。(あったら当時のうさぎに紹介してください。)
一個ずつ問題をクリアにしていくことが、結局近道だったりします。
まとめ
毒親育ちのパートナーって本当にめんどくさいと思います。
本当にめんどくさくても共にいてくれたのが、うさぎ旦那であります。
彼は本当に粘り強く付き合ってくれました。感謝しかありません。
おかげさまで「私だって愛されてもいいじゃないか。」と思えるようになったし。今、幸せを感じられる瞬間が増えているのも彼のおかげでしょう。
あなたが素敵なパートナーと出会い、幸せへの一歩を歩み出せますように。
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