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毒親育ちが心療内科・精神科を受診してみた結果

5.心療内科・精神科受診

2ヶ月くらい前から、心療内科・精神科に通い始めました。

  • 受診したキッカケ
  • 流れ、時間、費用
  • 心理テスト
  • 受診結果
  • 受診してよかったこと

などを現時点での視点でまとめました。

メンタルクリニックを受診したきっかけ

今年に入り、毒母が死にかけるという事件が発生。それにより、強制的に巻き込まれ…拒絶したところ。叔母と関係悪化。従姉妹とも考え方があわずに疎遠に。

その頃から、身体の不調や鬱々とした状態が続き、旦那さんに受診を進められました

  • 消えてしまいたい、死んでしまいたいという気持ちが消えない
  • 何もかも面倒
  • 何をしていても楽しくない
  • 眠れない
  • ご飯美味しくない
  • 嫌なことが頭から離れず、気持ちが保てない

こんな状態が3ヶ月以上。

自分のことに鈍いぱんうさもあまりのしんどさに受診を決意し、今に至ります。

現在までの受診歴

年齢 どうして受診したか?
18歳 精神科 突然、涙が出て止まらないことで受診。毒母に連れられ1回のみ。
21歳 心療内科 胃の不調で内科の先生に受診を進められる。しっくりこなくて3回くらい通って、やめてしまう。
32歳 精神科・心療内科 3ヶ月以上、鬱々とした状態が続き、旦那さんに進められて。今のところちゃんと通ってます。

どんな流れなの?いくらかかるの?

病院を受診するにあたり気になるのは…時間、内容、費用ですよね。

これを知っているとちょっと心が軽くなります。私の行っている病院はHPで流れ、費用等を掲載していたのでチェックしておきました。

受診の流れ・時間

  1. 受付
  2. 問診票記入、心理検査
  3. 事前聞き取り(初回から3回目まで)
  4. 受診
  5. 血液検査、心電図(初回のみ)
  6. 会計

という流れです。初回は検査こみで2時間くらいかかりました。

2回目からは予約時間より少し早く来院するようにして、1時間以内です。

4回目からは、事前聞き取りなし。血液検査なども必要に応じてです。

血液検査や心電図は、薬を使用する前と使用した後で数値が大きく変化しないか?をチェックするためらしいです。

費用

保険対象内であれば3割負担。よその病院を受診するのとそう変わりはない金額でした。

血液検査や心電図、心理検査等をすると若干高いので、薬代も込みでお財布には1〜2万円を入れておくと安心です。(病院によりますが、参考までに)

私の受診する病院はカウンセリングは保険対象外。30分3000円です。

心理検査の結果はいかに?

初回に実施した心理検査は2つ。

  • 抑うつ状態について客観的に把握するもの
  • バウムテスト(木の絵を書くもの)

中等度のうつ状態

基本的には治療が必要な状態が多い

「あっ、私はうつなんだ。」と思った瞬間でした。受診は決めたけど、うつだなんて思ってなかったので。苦笑

バウムテスト

いいことが何一つ書かれていないバウムテストの結果。笑

でも、どんぴしゃだと思いました。木の絵を書くだけで、こんなにもいろいろなことがわかるのかと驚きです。

毒親そだちの受診結果(まだ仮)

初回の受診から、今までで計5回の受診とカウンセリングを1回しました。

ここまでで仮で言われたものは、3つ。

  1. 双極性障害
  2. 境界性人格障害
  3. ADHD

初回で「もしかしたら…」と双極性障害と境界性人格障害。

3回目でADHD説が浮上しました。

双極性障害(躁うつ病)

躁(ハイテンション)とうつ状態の波がある障害とのこと。

でも、この病気は私的にはあまりしっくりこず…という感じです。

双極性障害(躁うつ病)

境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害・BPD)

先生がDSM-5と照らし合わせてくれた結果、パーフェクト!苦笑

旦那さんも自分も「これあるかもしれないな」と思っていたので、なんか納得しちゃいました。

パーソナリティー障害

ADHD(不注意欠陥・多動性障害)

こちらは目から鱗でした。

ただ、チェック項目はかなり当てはまりました。そして、検査結果では多動性と衝動性でかなり高いスコアが出ているとのことです。

こちらは、小さい頃からその症状があったか?別の病気で説明できないか?という点もあるので…どうなんだろう?と。

小さい頃の状態も当てはまっていたので、別の病気で説明がつかなければ…という感じ。

うつ状態などのベースにADHDがあるのでは?と言われ、今はうつ状態も続いているので薬を飲んでいます。

AD/HD(注意欠陥/多動性障害)の診断と治療

病院を受診してみてよかったこと

受診してみてよかったこと、それはやっぱり心が軽くなったことです。

普通、病気や障害だと言われると「そんなはずはない。」「信じられない。」と否定したくなると思います。

でも、私は今までずっと全て自分が悪いのだと思っていました。

とてもしんどくて、辛くて、苦しくて、消えてしまいたい気持ちと10年以上戦ってきました。

それが、病気や障害から来るものだろうと言われたことで「私自身がおかしいんじゃないんだ。」と安堵したのを覚えています。

だからもし、受診を迷っている人や自分を責め続けている人がいるのなら、受診してみてほしいです。

まとめ

うつは心の風邪に例えられて、誰にでもかかるものだと言われます。

でも、風邪の程度としては肺炎などこじらせた状態であると…何かの本で目にしました。

身体しんどい時は、病院を受診するのに心のしんどさはなんとかなると急に目を背ける傾向があると思います。心のSOSを軽んじないでほしい。

心の声をぜひ大切にしてほしい。とぱんうさは思います。

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